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【連載】掌の物語② 邂逅・樹 亜希
お正月3日のお話ですが、編集部の都合で掲載が遅れました。 今日はあなたの誕生日、忘れようもないお正月の3日なんて。 卑怯だと思う、今もなお私の脳裏と心に刻んでいるんだから、あなたは私の誕生日など忘れてしまっているでしょ。 いつもより人の少ない道路の端を自転車で走りながら思う。 忘れたいのに、忘れられない記憶をフラッシュバルブ記憶という。 昨年からメンタル心理カウンセラーの資格取得講座の学習を始めて知った。大学時代には心理学を一年だけ勉強したが、バイトが忙しくてなかなか精読... -
歌劇「魔弾の射手」2月25日(日) つくばノバホール
歌劇「魔弾の射手」2月25日(日) つくばノバホール 魔弾が欲しい若い狩人マックス、彼を愛する娘アガーテ役で見角悠代が歌います。 -
見角 悠代(みかど はるよ)プロフィール
音楽家1980年生まれ 東京都在住 東京音楽大学音楽学部声楽専攻声楽演奏家コース卒業 同大学院音楽研究科修士課程 首席で終了 公益財団法人ロームミュージックファンデーション 2005年度音楽在外研修生としてドイツ留学 2009年までシュトゥットガルトを中心に研鑽 現在東京サロンシンフォニーオーケストラ ソプラノ・ソリスト二期会会員 東京サロンシンフォニーオーケストラ▶︎フェイスブック ▶︎公式サイト 発売中のCD ジャケットの画像をクリックすると購入ページ(ITO MUSIC)が開きます。 「はる... -
見角 悠代(みかど はるよ)・音楽家への軌跡(1)
第1回 人との出会いが行先を決めてくれた この度の取材を受けるまで私は、夢中で目の前のことに取り組み、そのことでおのずと道が開けてきて、流れに乗って進むうちに音楽家になったと思っていました。ですが、お話していくうちに気がつきました。たくさんの出会いを果たし、様々な人に導かれて音楽家になったのだと。その都度、人との出会いが行先を決めてくれたのだと。 その最初にして最たる存在が母です。私が生まれたその年に、彼女は合唱団「Kaffeekränzchen」を立ち上げました。コンビニどころかスーパーマ... -
【連載】掌の物語① 白い祝福・樹 亜希
白い祝福 昨夜から冷え込むと思ったら、目覚めると窓の外は雪景色だった。 暖冬と叫ばれていた昨年末から、今年の年越しは本当に暖かかった。過ごしやすく、のんびりとしていると、長い横揺れに襲われた。地震、それもかなり大きな。 成人式が一月十五日ではなくなってから、何年が経過したのだろうか。 私は母親が虚栄心を満たすために、知り合いの呉服屋で買った、振り袖を否応もなく十八歳から着ていた。今では考えられないようなばかばかしい話だが本当なので、仕方がない。同じ大金をだすのならば何回も... -
【連載】ギッチョムの気仙沼だより② はじき猿・風車
宮城県では、正月飾りを燃やして、正月以降の日々の安寧と、農漁業や商売などそれぞれの生業の弥栄(いやさか)を願う小正月行事「どんと祭」が、各地の神社で行われる。宮城県以外では「左義長」(さぎっちょう)や「ドント焼」という呼称で行われる所も多い。 -
【連載】写真短歌(2)・・川喜田 晶子
真つ白な君の静寂(しじま)のひと呼吸 抱いた剣(つるぎ)の目ざむるやうに -
一枚の写真「迎春 皆様にとって豊かな実り有る一年となりますように」・・太宰 宏恵
写真提供:太宰 宏恵 -
新年、明けましておめでとうございます。
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樹 亜希 プロフィール
小説家出版第二弾となる「哀傷」(文芸社)が2023年6月発売前作から3年、遂に書籍となる本作品を是非とも皆様に読んで頂きたく、細腕をさらに削り完成させました。既刊「双頭の鷲は鳴いたか」(幻冬舎刊 電子書籍)も宜しくお願いいたします。JADP認定メンタル心理カウンセラー 著作(表紙写真、解説はAmazonを援用しています) ¥1,100税抜単行本(ソフトカバー) – 2023/6/1【どうして真剣に男を愛することができないのだろう。欲しいと思う気持ちがあっても、慣れてしまうと飽きてしまう】(本文より)。社会に...