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音楽
見角 悠代(みかど はるよ)・音楽家への軌跡(3)
音楽大学では歳も知識も先輩な同級生がたくさんいました。藝大を3度挑戦してから入学してきたとか、一般大学へ行ったもののやっぱり音楽がしたくて編入してきたとか、そんな人がたくさんいて、実技の面ではもちろん、意識の上でも私は断然劣等生でした。付属の高校から上がってきた同級生たちは、聞いたこともない作曲家の何語かも分からない歌曲を歌ったりしていて、その上、たとえばオーケストラでベートヴェンの交響曲第7番を「ベトしち」などと略したりするのと同じように歌のことを話すので、まるで分らな... -
音楽
見角悠代ソプラノコンサートVol.2「春に奏でるモーツァルト」4月14日(日)
見角悠代さん、ソプラノコンサートのご案内です。お近くの方はもちらん、少し時間をかけてでも聴く価値のあるコンサートになること間違いなしです。 プログラム「モーツァルトの百面相」/ 夜の女王のアリア 「復讐の炎は地獄のように」 ケルビーノのアリア「恋とはどんなものかしら」/ ヨハン・シュトラウス「春の声」他 日時:2024年4月14日(日) 13:30開場 14:00開演 全席自由3,000円(前売り2,500円)会場:東吾妻町コンベンションホール(東吾妻町役場) 〒377-0801群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町1046... -
音楽
見角 悠代(みかど はるよ)・音楽家への軌跡(2)
第2回 運命の人が導いた音楽への道 高校は進学校だったので、受験希望校を書く紙とはずいぶん早くから何度も向き合っていた気がします。周囲の影響もあって、音楽への興味はほとんどなくなっていた私ですが、それでも夏期講習の後からはいくつかの一般大学名を書いた下に「音楽大学」とだけ書いていたように記憶しています。 やがて、また母によって運命の人の元へ導かれるのです。自分が音楽の道を歩いてきて、姉は美術大学へ進んだので、母はあるいは私を音楽の道に進めることを諦められなかったのかもしれませ... -
音楽
歌劇「魔弾の射手」2月25日(日) つくばノバホール
歌劇「魔弾の射手」2月25日(日) つくばノバホール 魔弾が欲しい若い狩人マックス、彼を愛する娘アガーテ役で見角悠代が歌います。 -
プロフィール
見角 悠代(みかど はるよ)プロフィール
音楽家1980年生まれ 東京都在住 東京音楽大学音楽学部声楽専攻声楽演奏家コース卒業 同大学院音楽研究科修士課程 首席で終了 公益財団法人ロームミュージックファンデーション 2005年度音楽在外研修生としてドイツ留学 2009年までシュトゥットガルトを中心に研鑽 現在東京サロンシンフォニーオーケストラ ソプラノ・ソリスト二期会会員 東京サロンシンフォニーオーケストラ▶︎フェイスブック ▶︎公式サイト 発売中のCD ジャケットの画像をクリックすると購入ページ(ITO MUSIC)が開きます。 「はる... -
音楽
見角 悠代(みかど はるよ)・音楽家への軌跡(1)
第1回 人との出会いが行先を決めてくれた この度の取材を受けるまで私は、夢中で目の前のことに取り組み、そのことでおのずと道が開けてきて、流れに乗って進むうちに音楽家になったと思っていました。ですが、お話していくうちに気がつきました。たくさんの出会いを果たし、様々な人に導かれて音楽家になったのだと。その都度、人との出会いが行先を決めてくれたのだと。 その最初にして最たる存在が母です。私が生まれたその年に、彼女は合唱団「Kaffeekränzchen」を立ち上げました。コンビニどころかスーパーマ...
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