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【連載】ギッチョムの気仙沼だより(26)・「海の子 ホヤぼーや」
「海の市」にある「ホヤぼーや」グッズ専門店 気仙沼市の都市ガスステーションにも「ホヤぼーや」 気仙沼市の「ゆるキャラ」と言えば、文句なしで「海の子 ホヤぼーや」。その名前の通り、三陸地方の夏を代表する海の幸、養殖で栽培されるホヤから生まれた「海の申し子」。頭の形が「海のパイナップル」と称されるホヤの色とゴツゴツしたこぶと、そして角のように飛び出る突起の先に「➕」と「➖」の切り込みがある。実はこれ、「➕」の方が「吸水孔」。海水を吸い込み、その中にいるプラン... -
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「港まち記者の卒論」宮脇書店 気仙沼で販売開始
「港まち記者の卒論」〜気仙沼人との泣き笑い見聞録〜気仙沼市の宮脇書店 気仙沼で販売が始まりました。気仙沼市の方、近郊の方、ぜひ店頭でお買い求めください。 -
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【連載】一枚の写真「天空から」・・太宰 宏恵
先日、今にも熊が出てきそうな山道を車で上がった宿に、一晩お世話になりました。 街が見えなくなるくらい高い場所でしたので、美しい朝の山々の景色が見られるかもしれないと、淡い期待を胸に就寝。翌早朝6時、お部屋から障子を引き、外に広がる一面の雲海の景色に、思わず絶句です。 「気温差の多い日に雲海は見えるのですが、昨夜は急に気温が下がったので、、、、こんなにきれいに雲海が見られるのは、今シーズン初かもしれません。」と、後に宿のスタッフの方が教えてくださいました。 雲の様子が刻一刻と変... -
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【連載】ギッチョムの気仙沼だより(25)・「港まち記者の卒論」
今回は、まさに「私事」について書く。 このブログを主宰している細田利之さんが経営する株式会社「エン」の出版事業部から「港まち記者の卒論〜『気仙沼人』との泣き笑い見聞録」を10月9日、出版した。無名以下の著者ゆえ、Amazonからの直販のみ。街の本屋さんでは購入できない。ただし気仙沼だけは、地元の書店でも購入できるようにする予定だ。 内容は、記者時代にいろいろな場面で出会った12組(計22人)へのインタビューと、記者として体験した出来事を四つに分け、オムニバス形式で挟み込んで... -
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【連載】写真短歌(22)・・川喜田 晶子
深々と眠る獣のたましひのさやばしるやうに秋は来にけり川喜田 晶子 〈眠り〉が、人の意識よりも無意識と深く繋がっているのなら、私たちは、眠っているあいだにしかできない仕事を、自分でも知らないうちに成し遂げているのかもしれません。あるいは、だれかの魂と、知らないうちに出逢っているのかもしれません。この世界の〈気〉の動きは、私たちの〈眠り〉が司っている、と考えるなら。深まる秋の眠りの中で、今宵は誰と出逢い、何を成し遂げられるでしょうか。 -
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佐藤 紀生さんの本、出版!「港まち記者の卒論」〜「気仙沼人」との泣き笑い見聞録
「ギッチョムの気仙沼だより」を連載中の、佐藤 紀生さんの本、『「港まち記者の卒論」〜「気仙沼人」との泣き笑い見聞録』を出版しました。大手メディアでは伝えきれなかった、気仙沼のあの時と今、そしてこれからを、地元記者ならではの視点で書いていただきました。気仙沼の方、宮城県の方、東北の方はもちろん、全国の方に読んでいただきたい素晴らしい本です。この本の出版に携われたこと、幸せなことだと思っています。 2025年10月10日きらめきぷらす:編集長 細田 Amazonでの購入はこちらから 目次 カツ船... -
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【連載】一枚の写真「曼珠沙華」・・太宰 宏恵
幼い頃、小道で初めて遭遇した曼珠沙華に、ぞっとして慌て逃げた記憶があります。 墓地の近くに咲いていたからなのか、纏う独特の妖艶な雰囲気のせいなのか、若しくは、深い紅の色彩が、子どもの私には恐ろしく見えたのか、大人になり不思議な思い出を振り返ると、実は曼珠沙華には毒が有るということを知りました。 反対に、大人になってこの花に魅了される理由は、そこにあるのかもしれません。あらゆる人間が作り出す造形物においても、完全、完璧なる何かより、密かな少量の雑味や遊びがある方が、味わい深さ... -
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シーボルト江戸参府200年記念 衣裳デモンストレーション:令和7年10月25日(土)
衣裳デモンストレーション 令和7年10月25日(土) 午前11時~午後4時於 柴又 帝釈天 参道阿蘭陀商館長、シーボルト、ビュルガー(助手)の衣裳を着た3人と、参道で会えます。 記 念 講 演 講 師: 横 山 実(國學院大學名誉教授、国際浮世絵学会理事)日 時: 同日の10月25日(土)の午後1時~午後4時場 所: 柴又帝釈天参道 亀家本舗の2階ホール「鶴亀亭」 亀家本舗 東京下町名物 葛飾柴又の草だんご 入場無料で予約は不要です。 第1部「川崎宿から江戸への旅路―浮世絵映像で... -
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横山實コレクション 歌麿のBeauty 栄枯盛衰展・令和7年10月28日(火)〜11月2日(日)
会 場:武蔵野画廊 世田谷区北沢2-32-8 小田急線・京王井の頭線 下北沢駅下車 徒歩3分入場無料 202510 歌麿展ダウンロード -
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【連載】写真短歌(21)・・川喜田 晶子
猫じやらしひと群れほどの幼さに照らされてゐるわが心かな川喜田 晶子 おそらく三才くらいの頃から、自分の中には、猫じゃらしのような〈幼さ〉が居すわっているようです。なにがしかの生き難さを感じた時に、その生き難さの元凶に向かって、良くも悪しくも精いっぱい抗ってくれるのは、この〈猫じゃらし〉。あまり増殖しても困るのですが、失っても困る。猫じゃらしひと群れほどの放つ光は、時に、叡智に満ちて感じられます。
