
古来から水の演出は、
日本の夏の暑さを凌ぐための工夫であり、
不思議な文化のひとつだと言えるでしょう。
内水や霧吹きで潤いを与えると、
蒸気が実際の温度を下げてくれるだけでなく、
視覚的にとても涼やかに感じます。
お部屋の中に飾られる季節の植物に
水滴がついていると、
1度くらい体感温度が変わるような気持ちになってしまうのは、
私だけでしょうか。
そんな景色が見られるかもしれないと思い、
雨上がりに蓮の有る公園に出かけました。
予想通り、
可愛らしい水の粒が、
風に揺れる大きな蓮の葉の上でコロコロと転がっています。
気温は34度。
移動する水の玉を目で追いかけながら
涼さを感じる。。。
でも、やっぱり暑いなあ。