【連載】写真短歌(18)・・川喜田 晶子

六月は君の涙のうぶ声に重なるやうに口笛を吹く
川喜田 晶子

物語や歌は、その作者だけが創造的なのではなく、その作品に、己れの内なる想いを重ね合わせ、流れ出させることのできる読者もまた、大いに能動的な表現をしているように思われます。
魂の深い井戸を揺らすような作品と、この世で幾つ出逢うことになるでしょうか。

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