【連載】写真短歌(33)・・川喜田 晶子

空と涙 君とわたくし 花と闇 境界線のほの光る秋
川喜田 晶子

境界線は、何のためにあるのでしょう。
異質なもの同士、互いの異質さをくっきりと確認するためでしょうか。
確認した挙げ句、再び盛大に融け合うためでしょうか。
ひとりなのかふたりなのか、個なのか全体なのか、どれくらい異質でどれくらい同質なのか。
はっきりさせたいようなどうでもよいような、悩ましさがほんのりと光る秋の到来です。

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