【連載】写真短歌(30)・・川喜田 晶子

あぢさゐといふ名の湖(うみ)の底の底 沈めて千年(ちとせ)のわが心かな
川喜田 晶子

自分の心とはいえ、とてつもなく広いその場所の全てを知っているわけではなく、おそらく人は、その一割ほどを自覚し、残り九割とは、曖昧であったり想定外であったりの出逢い方をしながら、この世を旅してゆくのでしょう。
「残り九割」との出逢いの中には、「おお、千年ぶり」といった類いの衝撃的なものもあるのかもしれません。

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