一枚の写真 「宝物」・・太宰 宏恵

私の中での紫陽花は、背の高い木々や他の植物の影の中で咲いているイメージが有ります。

時々風に揺られ、丸い紫陽花にポッと、強い光が落ちてくると、辺り一体が大切にしている宝物を、ほんの一瞬だけ見せてくれているような気持ちになるのです。

少しの間、そんな場面に触れ、私の中にも大きな花が咲いたように、心が満たされていきました。

まだまだ咲き始めの紫陽花。今年はどんな色や形のものに出会えるのか、楽しみでなりません。

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