間違っていることは変えたい 山崎 泰広

米国留学中の事故により脊髄損傷、下半身完全麻痺となった山崎さんはその時から車椅子ユーザー。日本に帰国後、就職するも褥瘡の再発に苦しめられ渡米しての手術を決意。そこでシーティングという技術と出会う。シーティングにより褥瘡の再発がないことを確信した山崎さんは講演などを行いシーティングの普及と車椅子による二次障害の予防を伝える活動をしている。
50代になるまで小児喘息にはじまり髄膜炎・脊髄損傷・褥瘡による手術の繰り返し・膀胱癌・右腎臓摘出・正中神経麻痺・ウイルス性顔面麻痺など入退院の繰り返しだった山崎さん。数々の試練があっても諦めたことはない、という山崎さんの活動の根底には「間違っていることは変えたい」がありました。