【特集】河北新報社・再生へ心ひとつに ーー 取材記

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被災地にある新聞社として、河北新報が、伝えなければならない状況があり続けている。
伝えなければいけない声、伝えていきたい声があると今も震災発生以来、県域や市町村の枠を超え、被災地や避難先を取材し続けている。
中にはその日津波で肉親を失いながらも職場にとどまって担当地域の被害などを伝えた記者、避難先から出勤して書き続けた記者もいたという。
こうした報道姿勢に基づく河北新報の多角的な震災報道、企画記事は、被災地、被災者に寄り添う地元新聞社ならではのものだとして、2011年年度新聞協会賞編集部門で新聞協会賞を受賞することになった。『河北新報社の一番長い日』文藝春秋刊

1897年創刊、宮城県を中心に東北6県を発行区域とする地域ブロック紙で「東北振興」を社是とし、創刊以来110年以上、一日も休むことなく発行を続けてきた。その日、震災発生当夜は自社サーバーが横倒しになり新聞制作機能を失った本社編集局は相互支援協定を結ぶ新潟日報社に全面協力を要請して号外を発行した。

取材を受けて下さった今野部長は「今回ほど新聞のありがたさを感じたことはない」という感謝の言葉を何度も聞き、新聞ジャーナリズムの底力、高い信頼性を肌で感じたとお話しくださいました。

真に復興の日まで書きつづける
誰のために新聞を作っているのか。被災地の人々と同じ空気を吸い、ともにな泣き、ともに笑う。そこに謙虚に向き合いたい。「3・11」をメモリアルデーにしてはならない。家族や知り合いを突然失った人々の悲しみに、節目の日なんかない。いまだ20数万人の人が避難生活を続けている。2万人が犠牲になった災害がひとつあったと捉えるから忘れてしまう。一人が犠牲になった災害が2万件あったと思いたい。・・・続きは本誌【水無月 Vol 34】「河北新報社・再生へ心ひとつに」で・・・  ー熱い思いあふれる取材でした。 

名古屋支部 塩野崎