竹下景子さん 東日本大震災から4年「かたりつぎ」に寄せる願い

ホーム > 特集 > 竹下景子さん 東日本大震災から4年「かたりつぎ」に寄せる願い

朗読をする竹下さん

朗読をする竹下さん

竹下さんは、阪神淡路大震災からの復興を願い、1999年から2012年まで14回にわたって1.17の神戸で音楽朗読会を続けていらっしゃいましたが、3.11の東日本大震災を受け、2012年からは、東北での『かたりつぎ』として引き継がれました。
東北大学災害科学国際研究所の「みちのく震録伝」が集めた東日本大震災の被災者の口述記録を、女優の竹下景子さんが多賀城市で詩のメッセージとして朗読しました。

その朗読をするようになったきっかけから今現在感じていること、被災証言語り主との懇談会の様子など密着で書かれています。
終演後に語り主、澁谷さんの奥さまは「地元にいても何もできないのに、竹下さんがここまでいらっしゃって、被災者のためにやってくださるのは、ほんとうに有り難い。懇談会の席でお会いした竹下さんは、気さくで優しい方でした。朗読は本当に心に響きました。かたりを通して、竹下さんの温かい人柄が伝わってくるからなのですね」と感謝の気持ちをお話しくださいました。
竹下さんも「どんな想いで震災と向き合っていらっしゃったのかと思う時、悲しみを力に変えて、未来への一歩につなげていらっしゃることが、どんなに素晴らしいことかを感じています。大震災を忘れない。これからも、ずっと『かたりつぎ』は続いていくことになると思います」と温かく心強い言葉を残して、会場を後にされました。

「かたりつぎ」が心の復興に果たす役割とは? 続きは本誌にて。

takeshita03竹下景子(たけしたけいこ)【俳優】

1953年9月15日生まれ 愛知県名古屋市出身
東京女子大学 文理学部社会学科卒業

NHK「中学生群像」出演を経て、1973年NHK銀河テレビ小説『波の塔』で本格的デビュー。
映画『男はつらいよ』のマドンナ役を3度務め、『学校』では第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2007年、舞台『朝焼けのマンハッタン』『海と日傘』で、第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
2015年、第66回日本放送協会放送文化賞を受賞。
テレビ・映画・舞台への出演の他、2005年日本国際博覧会「愛・地球博」日本館総館長をはじめ、「世界の子供にワクチンを日本委員会」ワクチン大使、国連WFP協会親善大使、京都国立博物館文化大使、C・C・C富良野自然塾でのインストラクターなど幅広く活動している。

購読のお申し込みはこちらからお願いいたします。