茶道家 塩月弥栄子さんのご冥福をお祈りいたします。

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2013年6月14日発売号 水無月にご登場いただきました茶道家の塩月弥栄子さんが8日老衰のため死去されました。
 
取材は南青山の養和会でした。次女の禮子さんがつきっきりで優しく取材をフォローしてくださいました。
若い頃よりはほっそりされてましたがチャーミングな笑顔そのままでお譲さま達からの誕生日プレゼントの素敵な洋服をお召しになっていた姿が今でも印象に残ってます。
 
昭和13年に結婚、結婚して10年が経ち、4人の子どもにも恵まれるが、その子どもたちを置いて家を出る。
良家の奥さまだった弥栄子さんにはじめての試練。少女の頃から身につけていた茶道こそがすべてを失った弥栄子さんを助けたという。
 
波乱の人生そのものとご自分でもおっしゃってましたが禮子さんとお話する様子は幸せそのものに私は見えました。
 
心よりご冥福をお祈りします。

2013年6月14日発売号より一部記事を紹介いたします。

「茶の道は見てこそ習え」といいますが、父はお茶の教えそのものでした。
「相客に心せよ」という利休さんが遺した言葉があります。お茶に接すると、互いの気遣いを敏感に察知する感覚が磨かれ、いつのまにか自分の心の有り様を見つめるようになるんですよ。
父は自然のそれを子どもたちに悟らせるようにしていました。
 
私たち子どもは置いていかれたわけですからもちろんわだかまりはあります。でもほっておけませんものね。
15年程前から一緒に暮らしていますが。茶道が親子の絆を再び繋げてくれました。
禮子さん(談)

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