【特集】子供から大人まで楽しめる「絵の本」佐々 亮暎

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自分の本は、江戸時代の木版画のような存在になればと願っています。つまり、浮世絵の広重・北斎といっても、当時の一般の人々は、絵師が描いた生の『浮世絵』というものを見たことがありませんよね。それを庶民が買える値段の『浮世絵木版画』にすることで普及し、日本独自の文化が生まれました。広重は絵師でもあり、木版画の原画の作者でもあり、その間にボーダーラインは全く無いわけですよ。浮世絵木版画は、大人を対象にしたものでしたが、私の本の場合は、広く子どもから大人までを対象にしたもの。そんなわけで、絵本と言えば児童書と限られてしまいそうですので、敢えて、絵本ではなく、『絵の本』と呼ぶことにしたわけです。そして、もうひとつ。後世に残る作品を残しながら、今もって、どこの誰だかわからない東洲斎写楽。そんなふうに僕もなりたい。
佐々亮暎さんの世界、ぜひ本誌にてお楽しみください。