【新連載】冥土の細道

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今年91歳を迎えた民俗学者、酒井卯作さんの連載「冥土の細道」が始まりました。
1925年、長崎県に生まれ、民俗学の泰斗、柳田国男の弟子として、日本中をくまなく歩いてきた酒井さん。戦後、南島研究会を主宰し、琉球列島の民俗世界を庶民目線で探求。またフランスに長期滞在し、自文化中心主義から脱却した自身の学問を築き上げてきました。『琉球列島における死霊構造』(第28回柳田国男賞受賞、第一書房)、『稲の祭と田の神さま:失われゆく田んぼの歳時記』(戎光祥出版)など多数の著書があります。

今月号より、ご自身の歩み、ライフワークとしての民俗学など、91年の人生から実感された歳時記にまつわる暮らしの中のしきたり、 祭りやあそび、食などを語って頂きます。
第一回「葬式の赤飯」の一部を。
meido02「赤飯はめでたいときの食べ物である。こんなことを言い出したのは誰だろう。
ドジョウはウナギの子どもだというのはまだ許せる。
しかし赤飯をめでたい時の食べ物だというのは許せない。
事実はまったく逆で、これは不幸のあった時に用意される魔除けの食べ物だから。
ボタモチや赤飯をめでたいときの食べ物と言った者は縛り首だ(笑)」 

連載「冥土の細道」ご期待ください。